「グリスポキャッスルの築城について。」
「より楽しく、より新しく。」 このフレーズが今年のグリスポのテーマです。 (※地域の懇話会の中で考えて頂きました。) リニューアルから1年が過ぎ、地域の拠点として、様々な試みに取り組んできました。 そして、今年度からのグリスポピアは、通年の取り組みとして、さらにバージョンアップ! メインプロジェクトとしては、施設南側玄関口にそびえる“お城”を、秋の開城に向けて建立していきます。 築城チラシに顔を出すのは昨年の秋のグリスポピア2021に登場した、ARイルカのしょうちゃんとはなガッツ! 「お城造り= 地域のまつり( 祭り) ごと、営み、守り( 防災) の拠点創りのプロジェクト」 城には古くから、営みと、祭り(政)ごとと、守り(外敵からの)の役割があります。 地域の方々の営みやイベントの場であり、避難場所としての防災拠点でもあるグリスポを、地域の方々に、より愛着を持って頂ける“わが城”として、さらなるリニューアルをはかっていきます。 「お城が表すもの」 デザインは、アーティスティックなフレームワークを取り入れ、骨組みを見せながら、城という存在感を施設の環境に投影する形を狙っています。また、全て国産の材木(杉)を使用し、7つの尖塔は「スポーツ」「健康」「文化」「交流」「学び」「自然」「防災」といった、リニューアル時に考案された施設の方向性と役割を、グローカルにたち現しています。 ※グローカルとは、グローバル×ローカルの造語。
主催/ 豊中市 共催/ 奥アンツーカ株式会社 企画/ アートプロジェクト気流部
【GRESPOPIA ORG】 ◆全体計画及びアートディレクション/ 森野 晋次(kiryu-bu) ◆全体計画監修、及び防災拠点化計画/ 伊丹 康二(武庫川女子大学 生活環境学部伊丹研究室) ◆施設南側活性計画監修/ 青木 嵩(大阪大学工学部建築•都市人間工学研究室) ◆運営マネージメント/ 井ノ口 健司(奥アンツーカ株式会社)
築城の模様は定期的にこのブログにて公開していきます。 また、9月には子供向けの築城ワークショップとして、「みんなでグリスポを創る、造る」をテーマにしたグリスポキャッスルの飾り付けDIYプログラムを予定しています。 そして、秋には“防災”に通じる「籠城イベント」も絶賛計画中。 ぜひ楽しみにして下さい。 アートプロジェクト気流部代表 森野 晋次(グリスポピア・アートディレクター)